ハッピーバースデー☆
今日は武の誕生日でっす!(パチパチパチ♪)
いやぁ、おめでとう武!!!!!
君が生まれてくれて本当にうれしいよ。(←口説き文句?!)
なので頑張って武のハピバ小説書きましたよ♪
学校でめっちゃ頑張ったよぉ~☆
思ったより長くなっちゃったけどお暇な方は読んでやってください。
あっと、BLに敏感は方は読むのは控えてください。
(BLのつもりはないけどなってるかもしんないんで・・・。)
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「気をつけぇー、礼!」
「ありがとうございました!!!」
練習後、皆「疲れたなぁ~」など会話をしながら部室に向かう中、1人猛ダッシュで部室に向かう奴がいた。
山本武だ。
今日彼はどうしても急がないといけない理由があった。
その理由とは昼休みの出来事・・・・・・
「おい、野球バカ!」
「おっ、獄寺。なんか用か?」
「お前今日部活は?」
「ん?あるけど。」
「何時までだ?」
「んー、たぶん・・・7時までには終わんじゃね?」
「7時か・・・・・・。」
「なんかあんのか?」
「待ってる。」
「へ?」
「放課後、部活終わるまで校門で待ってるからな!」
「へ?なんで?」
「なんでもいいだろ!分かったか!!!」
「おっ・・・おう。分かった。」
っということがあったのだ。
チラッと時計に目をやる。
時計はもう7時30分を指していた。
(やべぇー、獄寺怒ってんかなぁ・・・。)
そう思いつつ山本は校門へと急いだ。
一方獄寺は・・・・・
「あんの野球バカ。昼言った事忘れてんじゃねーだろーな!」
まだ居た。ぶつぶつ言いながらも。
「・・・帰っちまうか・・・・・・・。」
そう呟いた瞬間だった。
グラウンドの方から土を蹴る音と共に叫び声がした。
「獄寺ー!!!!!」
練習終了から3分だった。
3分で着替えて、走ってここまで来たのだ。
「わ・・・わりぃ獄寺・・・・。練習・・・・・長引いちまって・・・。」
山本は息の整わないままそれを伝えた。
「で・・・・・、用事はなに?」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「獄寺?」
獄寺はじーっとだまって山本とは逆の方向を見ていた。
山本の声に反応すら示さなかった。
「なぁ・・・・獄寺・・・・ってうわぁ!!?」
不安そうに獄寺の顔を覗き込もうとした時だった。
いきなり山本の前になにかがヒュッっと突き出された。
それは獄寺の手で、その上にはラッピングされた小さな袋がのっていた。
「えっ・・・・・・なにこれ?」
「・・・・・・やる。」
「え?なんて・・・
「やるって言ってんだよ!」
「あ・・・あぁ。ありがとう。」
山本は獄寺から小さな袋を受け取った。
手の上の物がなくなると獄寺はすぐにその手をポケットに入れた。
「趣味がわりぃとか言うんじゃねーぞ。俺はそいつがそーとー・・・
「なぁ、獄寺。」
「あぁ?なんだよ?」
獄寺の言葉をさえぎって唐突に語りだした。
そして少し深刻そうな顔をしってゆっくり語りだした。
「今日ってなんかあったけか?」
「はぁ?」
予想もできなかった言葉に獄寺は思わず振り向いた。
すると本当に?を浮かべている山本の姿があった。
(おい・・・まじかよ。)
そう思いながら獄寺はまた山本と逆方向を見た。
それから心なしか声のトーンを上げて言った。
「今日はお前の誕生日だろうが!」
「へっ?」
しばらくの間沈黙がはしる。
「あぁ!」
ポン!っと手のひらにこぶしをおく。
「そういや今日、俺の誕生日だったなぁ。」
「おい・・・・。忘れるか、自分の誕生日。」
少々呆れ義気味に言う獄寺。
そんな獄寺を横に
「ははは、まーまーいいじゃねーか。開けていい?」
っと言いながらも包みのリボンをほどこうとしていた。
獄寺は慌ててそれをとめた。
「まっ、待て!今見んのか?!」
「ん?あぁ。」
「待て待て待て!!!!!俺が居ない所で見ようぜ。なっ。」
「ん?なんだよ、いいじゃねーか。」
ガシッ
「ちょっ!山本!!!離せ!!!!!」
「やーだぁ。」
そんな感じの取っ組み合いをしているうちに包みの中のものが顔を出した。
「おっ!かっこいいリスバンだな。」
中に入っていたのは1つのリストバンドだった。
髑髏の模様で色は白黒のモノトーン。
いかにも獄寺の好きそうなデザインだった。
「獄寺サンキューな。」
「・・・・・・・・・・・。」
「なー、似合うかぁー?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「おい、獄寺?」
返事を返してくれない獄寺の顔をヒョイっと覗き込んだ。
すると獄寺は尋常じゃないくらい赤面していた。
「獄寺、お前何そんなに赤くなってんだ?」
「うるせぇー!!!何も言うな!何も聞きたくねぇ!」
「なぁ、だから似合う?」
獄寺の目の前でリストバンドをしている方の腕をひらひらさせた。
だが、一方の獄寺はチラッっと見ただけで顔をそむけてしまった。
「なぁなぁなぁー、獄寺ー。」
「似合ってるぜ。」
「ん?なんて言った?」
「うっせー!もう帰んぞ!」
「おっ、おい!獄寺!」
なんだかんだで2人は夜の闇に消えていった。
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まじでながっ! いやぁ~止まりませんでした(汗)
だからもう最後の方投げやりでごめんなさいm(_ _)m
獄寺が照れてたのはですね、皆さんのご想像にお任せします。
でもきっと獄寺は山本の為にかなり時間かけてプレゼント選んだと思います!
獄寺はそういう奴です!
先週のジャンプでそこんとこ再確認。
あと、「似合ってるぜ。」はボソっと言った設定でよろしくお願いします。
では最後にもう1度。
山本、お誕生日おめでとう!!!!!
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